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超高圧水を噴射して、カッターのように鋼材を切断する工法が、ウォータージェットカッターを使った鋼材切断です。
圧器に関しては、絶縁油などを使用していることから解体時に引火の危険性があります。
完全無火気のウォータージェット工法なら、引火の危険性はゼロに。
さらに新虎興産では、内部構造を熟知した経験豊富な技術者が在籍しているので、あらゆるメーカーの機器に対応することが可能です。
巨大設備を撤去する場合は、現地解体の必要があります。
変圧器などのプラント設備を撤去する場合、トラックの荷台に乗せられるサイズまで現地で解体する必要があります。
ウォータージェット工法を使った鋼材切断の例を、イラストで説明します。
変圧器のように、中身が外カバーに包まれた建造物の解体の場合、まず外カバーを切断しなくてはいけません。
ウォータージェットカッターを使って、外カバーを切断。
拡大図
研磨剤が混ざった高圧水を噴射して、鋼材を切断していきます。
カッターには設置されたレール上をすべるように移動します。
定規をあてて、カッターで紙を切るように、まっすぐ切断することができます。
切り取られた天井部を釣り上げるだけで、外カバーを撤去できます。
拡大図
研磨剤が混ざった高圧水を噴射して、
鋼材を切断していきます。
カッターには設置されたレール上を
すべるように移動します。
定規をあてて、カッターで紙を切るように、
まっすぐ切断することができます。
一次解体
変圧器の図面を元に、まずは周りの部品や防音壁を取り除きます。
変圧器本体の確認
変圧器の本体が出てきました。この中にコイルが入っているので、外側のカバーをウォータージェット工法で解体していきます。
足場設置&解体準備
作業用の足場を設置した上で、外カバーの出っ張りの部分をまず撤去します。
ウォータージェットカッター設置
レールを敷いて、ウォータージェットカッターを設置します。
切断
変圧器の外側のカバーを、ウォータージェットカッターで切断していきます。切り口は写真のように、真っ直ぐで細いことが特徴です。
切断後、天井部を撤去
外側カバーを一回りして完全切断。天井部を釣り上げて撤去します。中に入っていたコイルも取り出して撤去し、解体完了です。
変圧器の解体にともなう、火災事故が相次いでいます。
変圧器などのプラント設備の解体時、火を使った切断工法を使用すると火災の恐れがあります。最近、こうした火災事故が相次いでいるため、ウォータージェット工法といった安全な無火気工法が注目されています。
高圧水に研磨剤(ガーネットなどの鉱石)を混ぜて、高圧水と共に噴射。
これにより、鋼材などの固い対象物も、水の力だけで切断することができます。